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創業融資のポイント⑨融資の担当者が本当に聞きたいこと

融資の審査者が本当に聞きたいことは、一般の本で書かれていることではありません。

そこを理解しないと、いくら素晴らしい事業計画書を作っても融資は出ません。

融資担当者からすれば、会ったことも、誰かもよくわからない人がお金を貸して下さいというわけです。

 

融資担当者が一番目に聞きたいのは「本人確認」なのです。

本人確認とは、つまり、融資を申し込もうとする本人が、本当に事業主なのかということです。

たとえば、融資を申し込む人とは別の他者が本当の事業主で、既にその人には借金があり、

もうこれ以上借りれないから、別の名義でお金を借りようとしているのではないか。

だから、融資担当者は、事業を開始するまでの経緯・動機を聞いてきます。

親子・夫婦などの関係のある人が同じような事業を営んでいるとさらに詳しく聞いてきます。

 

二番目に聞きたいことは「資金使途」が合っているかです。

事業資金で申し込んでいるけど、別に借金があって、そっちを返すために借りるのではないかということです。

個人の通帳をみて、他に借入金がないかをみます。

 

しかし、上記の聞きたい二つのポイントについて、融資担当者はストレートに聞けないので、

遠回しに聞いてくることが多いです。

 

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