できる社長の勘違い③俺がやればなんでもうまくいく(企業成長の壁)
本日も、できる社長に多い勘違いについてです。
勘違いしている社長が特に多いのは、若く創業し、上手く行っているケースです。
会社はうまく行っているので 従業員からも、取引先からも銀行からも評判はいいです。
そうなると、社長はだんだん、自分は有能な経営者なのではないかと思い始めます。
事実、有能だから、事業もうまく行っているわけです。
しかし、経営はそんなに簡単なものではありません。
規模が小さいときは、自分一人で会社を引っ張ることができても
従業員が10人20人となれば、自分一人では引っ張ることはできません。
たとえるならば、高校野球で地方大会では群を抜いて強いチームでも
大きな大会や全国クラスの大会では、全く歯が立たないケースです。
会社の規模が大きくなれば、戦略の精度、マネジメント力、資金力など
高いレベルで要求されるほか、競合も強い相手と戦わなければなりません。
勘違いした経営者がとる傾向として、別事業を始めます。飲食店、物品販売などです。
本業と関係のない事業を始める傾向があります。あるいは、奇抜なアイデアを実行します。
役員や他人の意見を聞かず、「自分がやれば必ず成功する」と自分の判断だけで始めてしまいます。
結果、大赤字で本業にまで響くケースもあります。
ライブドアの堀江社長(ホリエモン)やZOZOTAWNの前澤社長は、その例でしょう。
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できる社長の勘違いシリーズ
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